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VTR1000F ドカティなどを乗り継いで、次に乗ったのが ホンダのスーパーバイクのベースモデルVTRーSP2の北米モデルRVT1000R たしか04年くらいに02年モデルを中古で購入。 最初はドカティ以上に硬く本当に難しいバイクに感じ、当時の僕の腕では全然うまく乗りこなせず年間の走行距離は数100キロ程度で1000Fばかり乗り回してました。 マフラー換えたりフロントサスをソフト方向にチューニングしたりしましたが、半分見栄で所有してたバイクでした。 転機はソロで行った上の写真の九州ー四国弾丸ツーリングでした。 天候の関係で3日かけて九州から四国を走る予定が、2日間に変更して、九州から関西まで 1日で980キロ走って帰ってきたんですが、四国の山の中を走ってるときに体力を使い果たし ヘロヘロで走ってたら、急に曲がるようになって友達になれた気がしました。 それまでチカラで強引に走ってたんでしょうね。 適度にチカラぬいて、タイミング取ってバイクの邪魔をしない。スムーズに走る。 このバイクはこんなに楽しいバイクやったんや!と感動しました。 まあ流石に家に着いたら倒れましたが…(笑) すっかりこのバイクを気に入り、その後ハンドルを少し高いのに変えたりサブコン入れたり、外装をスペア用意して06年モデルのカラーリングにしたりして、ライトカスタムはしましたが相変わらず距離は進みませんでした。 それは何故かというと、1000Fメインなのもありましたが、 SP1も追加で購入したからです。 乗ってみるとSP2よりエンジンは楽しいですが、さらに硬い車体でワインディングでも 跳ねまくり、ちょっと普通に乗れないバイクでした。 SP2に比べるとSP1は安価に購入できたので、この車体を1000Fの乗りやすさ に近づけたいと片っ端からカスタムしました。 マフラーやホイール、マスターシリンダー、ハンドル、フォークシールからスイングアームやシートレールのSP2化、サブコン(これすごく重要でドンツキ無くして開けたら開けた分だけしっかり反応するようにしました)、リヤショックリンク。、各部の締め付けトルクの適正化、 フレームとエンジンの結合トルクチューンまでめちゃくちゃ大変でしたが、その変化が楽しくて本当に勉強になりました。 特に各部締め付けトルクは本当に重要で、エンジン載せ替え時に時間をかけ色々な締め付けチューニングをしたらこれがあのSP1か!?と思えるほど素晴らしい乗り味になって最高の1台になりました。(まあSP2のスイングアームもでかいですが) そうして出来上がったSP1は、SP2をはるかに超える素晴らしい乗り味で、 色々なワインディングを走りました。 ポジションも見直し、モリワキさんのステップも公道にフィットするようにフォワードに、 ハンドルも少し上げて手前にしたら1日800Km走れるスーパーバイクになりました。 何より、車のうしろでゆっくり走ってもイライラしないバイクに仕上がりました。 このバイクの経験がやってみたかった次の大きな野望(?)繋がりました。 次回その2に続く。