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前回のRC46で少し書きましたが、買われてしまった代わりに買いなおした VFR800F RC79 黒いカラーが欲しかったんですが、白が安かったので購入。 乗ってみると、やはり排気ガス規制の影響が大きく同じエンジンのはずなのに キャラクターがかなり変わってました。 トルクが明かに減っていて、仕方なく回転でもっていくような感じをうけました。 パワーコマンダーやスプロケットでかなりましになりましたが、燃費がめちゃくちゃいい 以外にどうもしっくりこなくて、しばらくは全然乗ってませんでした。 前述のRC46の作業が終わりどうしようか考えてた時に、ほかのバイクを売却した予算が あったので、なんか急に黒の車体にしたくなり思い切って実行。 やはり自分の好みはブラックパールで、見た目は一気にお気に入りのバイクに。 で、せっかく色を変えたので例によって長距離ツーリングに出かけることに。 実はそれまでゆっくりツーリングにしか使っておらず、ちゃんとワインディングなどを 走ってなかったんです。 長距離走ってみると、あれだけ気になってたトルクの薄さが逆に乗りやすさに繋がり トルクの変動が少ないのでアクセルにシビアさがなく(アクセルオン、オフを雑にしても 車体の挙動に出ず楽にのれます。が、これ乗った後にドカとかのると自分が雑になってる のがハッキリわかります(笑))RC46以上に疲れないバイクでした。 また軽すぎない車体は長距離で疲れを軽減してくれて自然な安定感があります。 燃費も、同じエンジンのはずですが、リッター5から7くらい違いリッター20㎞前後 余裕で走り、21Lのタンクで380㎞くらいは走れます。 ワインディングを飛ばしてみると軽量化とスポーツ寄りにバランスされてるおかげで ハンドリングがかなりよくなっており、スーパースポーツに近いペースで走れる。 散々いじくったRC46と吊るしの状態でほぼ一緒(笑) あの苦労はなんやったのか… 車体のセッティングも色々変えて、ブレーキ等もモディファイしたらめちゃくちゃ お気に入りのバイクになりました。 具体的にはノーマルのセッティングは前が安定感ありすぎで重たいので少し上げて荷重を 抜いて(超高速域で不安定になりますが絶対にリミッターがかかるような領域まで 出したりしないので)峠でひらひらと切り返せるように。 またパワーコマンダーでセッティングして、車検の通る範囲でガソリン増量してアクセルで 車体の向きを変えれるようにしました。(これはお客様が必ずやってよかった!とおっしゃるメニューで排気量が上がったかのような力強さがでます) それと合わせてスプロケットのロング化でエンジンに伸びを作って ブレーキパッドとマスターシリンダーで減速時のコントロール性を上げました。 結果、過去3年間で400㌔くらいしか走ってなかったのに、2021年だけで2000㌔ 近く走ってしましました(笑) ゆっくりツーリングのライディング指南やベテランクラスの先導に大活躍! 後ろから見てる常連さんも、普段のVTR-SPとほとんど変わらないって言ってます。 荷物かなり積んだ状態で高速も快適、知らないワインディングに行っても かなりのペースで楽ちんに走れますし、 実際に2022年は念願の東北に行って小熊とも会えました(笑)。(ブログに更新済み) 1日1000㎞近く走っても死ぬことはなく(気温の暑さで死にましたが…) 4日間で2600㎞走って自走で行って帰ってこれました。VTR-SPでは考えられないです。 また過去のV4エンジンの弱点だった後ろシリンダーの熱さは全くと言っていいくらい 気にならず、むしろ涼しいくらいでした。 帰ってきてVTR-SPに乗ったらびっくりするくらい熱く感じました(笑) そんな姿を見たお客様が次々とこのモデルに乗り換えられました。 皆言わはるのが、最初はまあ乗りやすいバイクですね、程度の印象なんですが 乗り込むほどV4と意外な運動性能にハマって、このバイク買って本当に良かった! って、どんどんロングツーリングにハマっていきます。 ゴールデンウイークに3台のVFRで四国カルストを日帰り自走はさすがに無謀でしたが… (マジで1000㎞超えました) 一緒に行ったお客様はかけがえのない経験で一皮むけて自信が付いたとおっしゃって ました(笑) 今のところこれに近い車両はドカティのSSくらいしか思い浮かばないですが、 かなりキャラクターは違います。 VFR800Fは残念ながら去年の秋に廃盤になりました。 でもお客様のモディファイは続々進行中です。 幸いまだまだ中古車のタマ数もありますので、気になる方はお問い合わせください~